アジアのヒマラヤ山系、特にベトナム北部やラオス・ミャンマーやタイの北部の土にヒ素の含有量が多いことで知られていますが、ご承知のようにヒ素を含む水や野菜等を食べ続けていると肝臓や筋肉・皮膚・骨等に蓄積されていき、腎臓がん等を誘発させることもあり、極力体内に取り込まない対策を講じなければなりません。
健康被害が及ぶ飲み水に混じっているものや溶けているもの、通常の物質(細菌類や鉄類)等水に混じっている程度のものであれば1/10万mmのMF膜や1/100万mmのUF限外ろ過膜や中空糸膜で汚れは除去できるのですが、水に溶けているミネラル分や農薬類や化学物質になると、
RO膜1/1000万mmを通過させ水の分子以外の物質を通さなくさせることが健康被害を防ぐ最善の方法であり、これは宇宙ステーション内部での浄水方法に応用されています。
このRO膜1/1000万mmを通過する際には2行程の前処理が重要で、RO膜になるべく負担を掛けないよう前処理膜で浄水し、RO膜を通過しきれなかった汚水は排水させます。
こうする事によってRO膜の寿命を長持ちさせるだけでなくより純粋な生きた水を精製させます。
汚水の排水がもったいないとよく言われますが、排水は一度浄水器内で再利用されもう一度フィルターを通り、出来るだけ排水を少なくするような機構となっています。
排水される水は残留塩素を除去していますので、散水や庭木の水やり等にご使用頂けます。
最高品質の純生水は細胞に浸透しやすく老廃物を汗や尿として体外に排出させ、健康の維持にも役立ちますので、洗顔などの美容には勿論のこと食卓にも家族の健康にもお役立ていただけます。
珈琲やお茶類の香りや味はタンニン・アミノ酸・カフェインなどを含む、成分の微妙なバランスによって構成されています。重金属やカルシウム・マグネシウム等、ミネラル分と呼ばれている各種イオン物質は、水中に溶解している状態ではタンニンやカフェインと簡単に反応しやすく、微量であっても変色や香り、味の変化・濁り等を引き起こします。このイオン物質は上品な渋みや苦味を呈するものですから、上質な素材や材料ほど影響されやすくなります。
またアンモニアに起因する硝酸性窒素や殺菌用として使われる塩素類は、ビタミン・アミノ酸・糖類の破壊や変質を発生させ、渋みやコクを狂わせます。
純生水「真瑞」はこのような影響を与える不純物を含まないため、材料本来の持っている栄養分や味を正確に引き出し、時間の経過によって起こす変質や変色も少なくなります。
植物の細胞膜を作っているペクチン物質は、水に含まれるカルシウムやマグネシウムと結びつくと固くなり、またナトリウムやカリウムと結合すると水溶性になります。
純生水の特徴は硬度成分を含まないことであり、穀類や野菜自体が持っている硬度成分を溶かしだし、組織内のナトリウムやカリウムをペクチン物質と結合し軟化させます。